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施工手順
STEP1 現況土壌の分析

芝生を張るうえで、現況土壌を調べることが大切です。
例えば、石灰ダストのようにアルカリ性が強いものであると、保肥力も極端に低く、芝生の生育に適しません。
真砂土のようなもので現状が構成されているようでしたら、現況土の再利用も可能です。

STEP2 芝床の構成

芝生は排水性の良い砂地を好みます。一般的な校庭芝生の断面は下図の通りです。浸透性の高い砂床構造であるため、保水力や保肥力を高め、かつ固結防止効果の高い土壌改良材と混合します。

 
改良状況
参考図面
   

現況土壌が再利用可能な場合は、当社オリジナル工法であるグランドリサイクルを行い、芝床とします。

 
掻き起こし
  石ふるい
STEP3 排水計画・散水設備

水が溜まるような運動場では、芝生は育ちません。効果的な排水計画を立てましょう。

表面排水 適正な勾配計画。ゴムふた付きのU字溝もあります。
暗渠排水 地中でも排水を行います。

広い面積では、水遣りも大変です。散水設備を準備しましょう。

 
暗渠排水
  ポップアップスプリンクラー
STEP4 緑化の範囲を決める

全面・半面・中央・周辺・・・利用に合った範囲を決めます。

全面芝生化 段差は生じませんが走路部分の痛みが心配です。(タイプA)
半面芝生化 芝生の養成期間中も非養成部を使用できます。(タイプB)
走路を土の舗装に 走路の芝生損傷の心配はありませんが、
芝生との段差ができてしまいます。(タイプC)
養生期間中の利用や使用頻度を考慮して決定します。
それぞれの学校に合った計画を行います。
   
タイプA   タイプB   タイプC
全面   半面   トラック内外
STEP5 芝生を選ぶ
大きく分けて2種類 芝生の成長力か、省管理か?
生育旺盛でダメージからの回復力が強いものです。
芝刈りの回数は多いですが、痛んだ部分の回復は早いです。
 
サン・ターフよりも生長力は無い為、芝刈りの回数を減らすことができますが、痛みの回復は遅くなります。
主にオーバーシードしない場合に植付けします。
STEP6 施工
施工  
校庭の状況に合った芝床造成方法と芝の種類が決定しました。同様に継続可能な維持管理の仕組みも確認します。ティフトンや野芝などの夏芝を基本にする場合、施工は芝生が最も成長する時期である、6月上旬から開始します。具体的には梅雨前に芝床の造成を行い、芝張り後は梅雨時の雨の利用などを考慮します。さらに夏休みを期間を養生期にあてます。
また、運動会後など芝生にダメージが残った場合の養生期間中にサブグランドが用意できれば、校庭の使用制限がなく、1年中ストレスなく子供たちが運動ができます。施工に先立ち、学校行事の調整や地域の利用者・PTAなど関係する人たちが納得して、協力体制を築くことが大切です。

【写真提供:やはた幼稚園】
オーバーシード工法
オーバーシードとは、冬でも緑の芝生にするため、冬芝の種を撒くことです。1年中美しい芝生が実現します。
実はもう一つ、休眠期に入った夏芝の根を保護する大切な役割があります。
芝刈を行います。芝を短くすることで種を地中に落ちやすくします。   スパイキングを行い、冬芝の種が落ちる穴をつくります。   冬芝の種を播きます。
  (目砂を散布し、種の乾燥を防ぐと共に発芽しやすくします。   発芽率の悪い場所は追い播きを行います。   1ヶ月程度養生期間を取って完了です。
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